高校野球物語

もっと野球が好きになる。小学生からひたむきに野球を頑張り続ける高校球児の物語

理不尽なことを言われるかもしれないけれど

各地で春季大会が始まった、

または始まりますね。

公立は私学なんか打ち負かしてやれ!

私学は公立なんかに負けるなよ!

って思ってます。

私はどちらも応援してるので。

地方では公立の方が強いところもあるようですが、

私の住んでる地域は圧倒的に私学が強いです。

公立は良くて準決勝止まりでしょうね。

ここ最近の話ですが…。

まじ頑張ってほしい公立高校。

さて、チームをある程度自由に選べるのは中学野球までです。

高校は選べない子がほとんどです。

行きたい高校を増やすためには、

中学硬式野球チーム選びは重要だし、

そのためには学童野球チームも重要。

いまは具体的な高校が決まっていなくても、

選択肢を増やすという意味で、

小学高学年ぐらいから意識した方がいいですね。

いい中学硬式野球チームに入って、

全国に出れたら選択肢も広がります。

強豪校への進学は、だいたい中学2年生ぐらいで決まってしまうから。

高校なんてどこでもいいって人は気にしないで野球を楽しんでください。

 

で、息子が高校球児になって2週間以上が経ったのですが、

学童野球や中学野球と違うところは、

もちろん練習量とかそういうった外から見てもわかる部分はあるのですが、

そこそこ野球に携わってきた私がすげーなぁと思ったのが、

「スケジュール」です。

ほかの高校がどうなのかわからないですけど、

臨機応変というか対応能力の高さが凄い。

例えば、天候が悪い場合。

グラウンドの都合で活動が中止になるケースが

学童野球チームではほぼ当たり前だった。

雨なら中止。

中学硬式野球チームでも

雨ならほぼ中止。

でした。

しかし、高校硬式野球部の場合。

天気予報を考慮しているかのようなスケジュール調整がされるんですね。

中学硬式野球チームの時、

ドピーカンの日に室内練習場を使ったり、

土砂降りの日に室内練習場使えなかったり…。

ちぐはぐなことが多かった。

でも、高校硬式野球部は雨降りそうだな、または雨降っているときは

室内練習場またはトレーニング室で練習。

人工芝グラウンドの使用時間を他の部と入れ替えたり、

とにかく休みにしない(笑)

学童野球チームの時は、

マンションの集会場で穴あきボールを使ってちょっとした練習をしたりしたけど、

中学硬式野球チームはそういう努力もしなかったんですよね。

どこか高架下で練習したり、

どこか屋内でサインプレーとか座学をやったり、

やることはたくさんあると思うんですよね。

たとえ雨でも。

なんならふつーの勉強したっていいじゃないですか。

ただでさえ、学童野球チームや中学硬式野球チームは

週に2回程度しか集まらないのだから。

そういう意味でも高校硬式野球部は、

「青春って、すごく密なので(仙台育英高校硬式野球部須江監督)」っぐらい一緒にいるね。

息子の高校は野球部ほぼクラス一緒だし。

仲良くならないとキツイよー。

まじ、キツイ。

だって朝から晩まで一緒だもん。

逃げられないよー。

寮なんて入ったら24時間365日一緒だよー。(それは言いすぎ)

メンタル強くなかったら生きていけないと思います。

学校は選べてもチームメイトは選べない。

 

で、

学童野球チームでも

中学硬式野球チームでも

厳しいところに入ってやり遂げた方が、

後々になって「良かった」って思う日が来るよ。たぶん。

指導者に理不尽なことを言われたとしてもね。

だって世の中、理不尽なことばかりじゃないですか。

高校野球部もほぼどこ行っても理不尽なこと多いですよ。

 

え、お前の息子の硬式野球部は理不尽なのか?って。

さぁ、わかりませんけど。

理不尽なことを撥ねのける精神の強さを息子には持ってほしい。

野球が上手ければいいってことじゃなくてね。

たいてい相手に負ける前に自分に負けることの方が多いのだから。